ご挨拶

最初に、このたびの「出会う 伝える 初女さん」展の開催にあたりまして、ご尽力くださいましたすべての皆々様に心より感謝申し上げます。

過日、三回忌を迎えられた森のイスキア・佐藤初女さん──2016年2月1日のご逝去ののちも、写真展やおむすびの集いなど、初女さんの活動を伝えるさまざまな集いが途切れることなく全国各地で開催されてきました。

会場に足を運ばれたのは、初女さんのことをご存じだった方たちばかりではありません。

「こんな人がいらしたのか」「お会いしたかった」「写真や話を通じてお会いできたような気がする」と、おっしゃる方の思いを伺うと、直接の交流があったかどうかはさほど大きなことではないことを実感します。気づかれたときが「出会い」なのだと、新しい出会いのよろこびとともに、初女さんはこうして今でもあちこちで多くの方に出会い、働いておられるのだと感じます。

そしてまた、ご生前に少しでも交流があった者たちにとっては、たとえどんなにささやかに思えることであっても、初女さんのことをそのままお伝えし続けていくこと、分かち合う場が求められていることについて考えさせられる機会も多くなりました。もう一歩、自分たちでも動けることはないだろうか、という思いが本展のスタートとなりました。

「出会う 伝える 初女さん」展は、佐藤初女さんとの出会いをいただいた者たちがひろく参加し動き、皆で作り上げていく記念展となります。

5日間という短い期間ですが、百石町展示館は「佐藤初女さん記念館」に変わります。

写真家、造形作家など参加アーティストたちの作品展示、映像作品の上映をはじめ、森のイスキア事務局からご提供いただいた初女さん愛用の品も会場でお迎えします。

また、一般の方から「私の初女さん」というテーマで募集した思い出の写真を展示する予定です。

会期中、「森のイスキア」の扉も開きます。

それぞれの色、それぞれの形のまんま、お互いに活かしあって、今を生きる──たくさんの「私たち」が、岩木山から昇る初女さんの丸いおむすびを中心として集えますように。

タイトルデザインにはそんな思いを込めました。

思いを一つにという願いから、「応援サポーター」も募集しております。 多くの皆さまのご賛同とともにお近くの方々に活動の輪を広げていただけますと幸いです。

本展が、森のイスキア・佐藤初女さんの生涯の活動を伝えるとともに、初女さんとの新たな出会いと分かち合いの場になりますよう願っております。

出会う伝える初女さん実行委員会 一同

「出会う 伝える 初女さん」展

会期
2018年9月27日(木)〜10月1日(月)
時間
10時〜19時(会期中無休)
入場
無料
弘前市立百石町展示館
〒036-8035 青森県弘前市百石町3-2
Tel. 0172-31-7600
HP. www.city.hirosaki.aomori.jp/tenjikan/

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photographs by Kishi Keiko